青梅には、東京都指定の文化財である四つの古民家が存在します。
青梅駅からはそのうちの二つ、「旧宮崎家」と「旧稲葉家」が歩いて行ける距離にあります。

一歩足を踏み入れると、そこは別世界…。

木のぬくもりを身近に感じながら、ゆったりとした時間の流れを過ごしてみませんか?



旧宮崎家

今ある旧宮崎家は、もともとは青梅市内の別の場所にあったものを、釜の淵公園内に移築復元してきたものです。
一般農民が住んでいた民家で、中に入ると囲炉裏があるのが特徴です。
内部は仕切りがないため、一つの大きな部屋のようになっています。
10:00〜14:00の間は、係の人が実際に火をおこしてくれているので、冬など寒い日に行くと、近くで暖まれてオススメです。
住所:青梅市駒木町1−684 青梅市郷土博物館
休館日:月曜日
青梅駅から徒歩で約15分



旧稲葉家

稲葉家は、材木問屋,「青梅縞」の仲買い問屋として活躍しており、江戸時代には青梅宿の町年寄を務め、明治時代まで続いた青梅でも有数の豪商でした。
2階建ての母屋、門、蔵があり、母屋の表は店舗として使われ、奥は生活の場として使われていました。蔵の方へ続く廊下は庭を見ながら歩けるので、まるで旅館のようです。
住所:青梅市森下町499
青梅駅から徒歩で約10分



旧吉野家

江戸時代初期、新町村(現在 青梅市新町)を開拓した代々名主を努めた吉野家の旧宅。開村当時のものは江戸時代初期に消失してしまいました。現在の住宅は江戸時代末期に建てられたものです。名主階層の住宅として、「整形六間型」と呼ばれる多室の間取りです。昭和50年(1975年)に所有者から青梅市に寄贈。翌年、昭和51年に東京都有形文化財に指定されました。旧吉野家の家の前には茶畑があります。
住所:青梅市新町383番地
河辺駅から徒歩で約15分



福島家

福島家は江戸時代に名主役を務め、地域の指導者的な立場だった家柄です。
この家は、普段は一般公開されていませんが、申請をすればセットとして撮影などが可能です。
住所:青梅市沢井2-720
沢井駅から徒歩で約5分



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